DX through Degital Decisioning
(デジタルな意思決定/判断を通じたDXを)
私たちは過去培ってきたシステム企画、設計開発、またBRMS(ビジネスルール管理システム)/DMS(デシジョン管理システム)の経験をもとに、昨今、遍く知られるようになったDX(デジタルトランスフォーメーション)を、デシジョン(意思決定/判断)を軸にして推進していきたいと考えています。
日本語の「意思決定」という単語は、どちらかというと経営上の判断など比較的大きな単位での判断を言うことが多いかと思いますが、英語のデシジョン(Decision) はそのような大きな判断も、業務の現場でのちょっとした作業の判断、たとえば「今、目の前に相対しているお客様にどの商品を進めようか」といった細かな判断もデシジョンと言います。
さて、この「デシジョン」ですが、企業活動を考えたとき至るところに転がっていることに思い当たるはずです。経営レベルでいえば、M&Aとか、海外への進出とか、国内新工場の建設とか…。もう少し細かいレベルになると、社内の組織変更とか、月次の生産計画とか…。さらに運用レベルでの細かいデシジョンでは、上にあげた商品の推薦とか、保険の新規加入者の審査とか、製品検査での合否判断などもデシジョンと言えましょう。
そしてデシジョンにも、どうしても人が判断する必要があるものと、機械的に判断できるようなものとの2つに分けられそうなこともわかるでしょう。
私たちは機械的な判断ができるデシジョンは機械に任せ、人間はそういった機械が判断できるような仕組みをつくったり、より高度な人間でしか判断できないデシジョンに専念できるような世界、人と機械が高いレベルで協働/共生するような世界を目指し少しでも皆様のお手伝いができればと思っております。